逃げることがうまいと挑むのも上手くなる
逃げることがうまいと挑むことも上手くなる、と落語家の桂春蝶氏が言ってました。
自分をなにか一つの役割に固定するとつぶれると。例えばいい妻であろうとか、いい男でいようとか、いい人でいようとすると。また挑むためにも、うまく逃げましょ、というお話でした。
少しずつ読み続けてる、ウイングメーカーという本にも、似たような文面がありました。私たちは、分離という体験を通して、また再び統合するということに気付かされると。
あえて何かから離れてみることで、つながることの大切さを後に味わったりすること。私もそういうサガを持っています。
年末、手広くなった人付き合いに少し疲れたので、他人についつい向いてしまう意識のベクトルを、思い切って自分の内側に向けてみたら、
現実に振り回されて受け身だった状態から、自分の望むものへ歩む生活へと能動的になってきました。
その時は、こんなに周りをシャットアウトすることが心地よいのは初めてなんじゃ?と思うぐらい閉じてました。
自分の開いている状態を知っていると、閉じている状態に不安を感じてしまうけど、
自分自身を信じて、自分に向き続けるということを体に覚えさすことができたので、あの期間は自分自身につながることを試され、忘れかけてた自分らしさを、思い切り、取り戻すための時間だったのかもしれません。
自分とつながるために、ときに周りから逃げる。そうすることでまた周りとつながれる。逃げるというと聞こえが悪いけど、距離を取るということ。そのぶん自分自身と深くつながる。
それができると、自分の本当に興味を引くことや喜べることが何かわかり、それをもたらしてやることで、心地よくなります。
するとその時の自分に合うつながりだけがもたらされ、いい循環が生まれ、自分らしさも戻ってきます。
これをパッと見、ジタバタせずおだやかにやれればいいんじゃないかということを、去年末は、覚えた時期でもありました。
もう一つ、自分らしさがどこかへいってしまったことの原因として気付いたことがあります。
出来事をスケジュール帳に書き残したり読み直したりして、頭と言葉を使った【振り返り】はよくやるけど
【体に残る感覚を感じながらの振り返り】というのは、現実に振り回されてやってませんでした。
行動のあとの感動を【あって当たり前】のものにしてしまい、フラットに淡々とこなそうとしてしまいがち。
好きなことをやってるのに疲労して空っぽになってしまったワケが、その時見えました。
心で感じるということを、誰よりも欠かしたくないのに。
心にブワッと広がるそのあたたかい感覚を感じながら、この感覚、もっと大きく深くしたいと思いました。
感じるチカラそのものは、自分の内側でしか育てることができない。
そう感じ、止まってた意識が2021年に向かいだしたのが2020年末です。
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