【美姿勢】痩せるコツは、相反する力!
はじめは3ヶ月の予定だったピラティスのマンツーマンレッスン。
その期間では身につかなかったので、5ヶ月やってみて、ようやく学んだことの点と点がつながって体の感覚に落とし込めるようになってきました。
その感覚が身についたら、体重はさほど変わらなくてもお腹周りや首回りがスッキリして来て、痩せた?!って言われることも増えて来ました。
実際、食べ過ぎないように気を付けてはいますが、そんなにストイックではない程度です。
そんな私が今マイブームになっているマインドがあります。【足は地面に、膝から上は天に】です。
ピラティスをやって良かったと思うのは、これまでなかなか痩せられなかったのは、いつもの自分の姿勢、日常の一刻一刻の姿勢や動きが深く関係していたことに気付き、適切な状態に仕向けることができたこと。
ぶっちゃけ、瞬間ワザでも、その姿勢さえできていれば出ている腹を引っ込めることができます(コツを得てしまえば、今この瞬間にでもダイエットのビフォーアフターの写真が撮れちゃいます)。
その瞬間ワザも、分刻みで意識して実践していれば、常にその姿勢をするための筋肉が強化され、体全体で燃焼しやすくなるので、気づけばホッソリ。そんな旨味を知りました。
で、最近のマイブームの【足は地面に、膝から上は天に】マインドですが、それを保ちながら歩くときの姿勢を健やかにすること。これにハマっています。
ピラティスではよく、そのようなベクトルの向きが相反する方向に働くよう意識することを求められます。
【相反する力】って?
体の筋肉は、全部地続き、足から頭の天辺までつながっているというイメージをまず初めに持ちます。
まずは簡単なイメージ作りからすると、それは足元から始まります。新田仁美さんのこの記事の中ほどにその図解が載っているのでお借りします。
私が言いたいのはここに見えている写真ではなく、記事の中ほどに載っている写真です。
ベクトルで言うと、足は地面の方に矢印が向かいつつも、膝から上は上に引っ張られるイメージです。そのイメージだけでは足りないので補足します。
膝から上は、内腿を伝って股の中心へと引き上げるイメージ。
更にその上のみぞおちも上に引き上げるイメージ。
更に更に、首自体も頭のてっぺんを使って上に引き上げるイメージ。
この意識を体の感覚につなげることで【実践】となります。
とにかく【このイメージと体の感覚をつなげる】パイプを訓練で太くしていくことです。
これら一連のイメージがつながって体で実践してはじめて、下半身に負担のかからないエネルギーのバランスが取れるようになります。
これを保って歩くと、同じ量を食べていても結構なエネルギー消費になり、体重の増加が抑えられます。
もちろん、すぐにはできませんでした。5ヶ月かかりましたから。。
この歩き方ができるようになってから、ヒールの靴で歩いても疲れにくくなり、逆にヒールがある方が、この姿勢を取りやすくトレーニングになる感があります。
しばらく敬遠していたタイプの靴を選べるようになったのも嬉しいです。
自分の場合、下腹から下の下半身がズッシリしてしまうのは、自分の体重を支えるのが主に【下腹】と【ふくらはぎ】の二点のみになっていることに気づいたのです。
その二点のみが過度に働いている状態で、その他の部位の筋肉があまり使われていないような動きを年齢と共に定着させてしまっていたのです。これが自分の"癖"というものですね。
体の中では停滞している部分が常にあってむくみやすいし、長年そのエネルギー循環をキープしてしまったことで
いくら運動してもその二点が太くなるばかりで、痩せにくくなっていました。
だから長時間ウォーキングしても、エネルギー消費が健全に成されず、無駄に終わっていた、そんな過去。
以前やっていたヨガも、この感覚をわかってやっていれば、全然違っただろうなと思います。
ピラティスのレッスン時だけやっていても効果はないので、ひたすら日常生活の中で意識しては実践する。
トレーニングする時間も必要だけど、それ以上に、意識すれば日常のどんな時でも反映できる。
これを継続することで体に対する気付きが深まっています。
【相反する力】って、思考で捉えるとただのジレンマとなりがちですが
体の感覚で捉えられるようになると、それは相反するものでもなく、なんかこうバランスが取れている感覚になるんです。
これは椅子に座っている時にも応用できます。デスクワーク、食事時にもできるので、マインドにセットしてしまうのがおすすめです。