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【婦人科系】過多月経、ダラダラ生理にさようなら

長年、過多月経と貧血に悩んでいたアラフィフの私ですが、過去に記録してきたように、紆余曲折しながら徐々に良くなり現在に至ります。

 

前回記事を書いた時はまだ、改善と悪化を繰り返していましたが、この1年でずいぶん症状が改善し、それまで10日もダラダラ続いていた生理が7日できっちり終わるようになりました(だいぶ快適)。

 

健康的な生理とは、始まったときに経血がバッと出て、あとは少ない量で続いて5日ぐらいでサクッと終わるものなんだそうです。私はまだその域には達してませんが。

 

大きな改善に向けて決定的だったのが、産婦人科医・駒形依子先生の書籍や、ブログで婦人科系のトラブルを治すための情報を発信している三雅さんのブログに出会えたことでした。リンクは記事の後ろの方に載せてあります。

 

そこで得た知識は、今も考え方として頭の中にありますが、自分の生活に取り入れた上で心地よくできていることをまとめてみようと思います。

 

自分の経験上、過多月経にならないように必要なことは一つだけでなく、様々な要因を重ねることで相乗効果が起き、重い生理が軽くなる、そんな認識で実践しています。

 

【過多月経にならないように大切にしていること】

 

 

①姿勢(お腹に体重を乗せない)

...私のかつての姿勢は、猫背で、下腹にズーンと上半身の体重を乗っけているようなフォルムでした。姿勢をよくしたいと思っても、そう簡単にはできませんでしたが、初めはとにかく意識づけの習慣をつけました。姿勢マニアなので、ここから長い説明になります。

 

●始まった長い道のり

2021年、ピラティスの先生のところに半年ほど通いました。そこで美姿勢を保つために必要な「使うべき筋肉」というのを知り、目からウロコの驚きの発見の連続でした。自分が普段全く意識できていなかった部位の筋肉を使わないと、良い姿勢を保てないと具体的に分かったからです。言い換えると...「普段全く意識できていない部位の筋肉を使うと、良い姿勢を保てる」...。

 

レッスンで習ったことを体に落とし込むことは容易ではありませんでしたが、忘れてしまってもいいから、思い出したときに姿勢を正すこと、ストレッチとエクササイズを続けました。

 

習ったことを身につけるため、あえてレッスンをやめ、自分のペースで訓練をしたので、ぶっちゃけ、自分の姿勢が変わってきたなと感じるまでに1年半かそれ以上かかりました。その間、YouTubeInstagramで有益なストレッチ(普段使わない筋肉を伸ばしたり緩めたりする)やインナーマッスルを鍛えるエクササイズ(プランクなど)を見ながら、暇さえあれば取り組んでいました。

 

●自分の変化に気づく

それらを複数続けてきたことで、インナーマッスルが鍛えられてきたようで、ある日を境に、歩き方が変わった時がありました。足の付け根が下腹から生えている感覚(脚が長くなったような)になり、大股で速く歩くのが楽しい!と感じるようになったのです。

 

実際、歩くスピードが格段に上がり、それまで早歩きでも15分かかっていた道のりが、余裕のある歩き方ながらも10分で到達できるようになったのです。スローペースながら確実に変化を感じた時でした。

 

背中の肩甲骨(筋肉)を動かせるようになったことで、みぞおちを上に引き上げて支えることが容易になり、下腹で上半身を支えるようなズーンという不格好さがなくなりました。ここで、みっこ先生の40代からの動ける体チャンネル - YouTubeも参考にするようになり、脂肪・セルライトへのマッサージが加わったことで、リンパや血流など、滞っていたものが流れ出す時間が増え、体が楽になっていきました。

 

②タンパク質を摂り、スイーツ・パンを控える

●タンパク質(酵素)がスムーズな経血を助ける

タンパク質は三雅さんのブログで参考にしたプロテインで補い、その他、スムーズな経血を促す栄養素としてビタミンBを中心にA,C,D,Eも摂りました。

 

生理痛がひどい人は、本来ならば体全体に行き渡っていくべきエネルギーが、生理時になると、お腹にエネルギー(血流)が集中してしまうことでうっ血してしまうこと、また、加齢と共に体内の酵素が不足することで、子宮から自然に剥がれ落ちるべき組織が剥がれにくくなることで、子宮内膜を削り取るような形で剥がれにくくになってしまっていることが挙げられるそうです。

 

その不足している酵素はタンパク質でできているため、吸収のいいホエイプロテインを補ってやるのがいいとのこと。実際、生理痛は軽減します(ホエイプロテインだけとれば軽減するということでもないので、ご注意を)。

 

●悲しいかな甘いものの取り過ぎは...

スイーツもパンも大好きなのでたまに食べますが、経験上、毎日のように食べていると確実にその月の生理は重くなります。糖分と小麦を取りすぎると、冷えるせいなのか、子宮(お腹)がガチガチに固くなります。一切を経つ必要はありませんが、週に1、2回にするとか、1回あたりの量を減らすとか、自分でコントロールするのがいいと思っています。

 

③お腹は常に柔らかく(マッサージ・体操)

セルライトを動かす

私の場合、生理前は特にお腹が固くなります。セルライトがあるので、それがお腹周りの血流を悪くしているからです。いつかこのセルライトをなくすのが夢ですが。

 

長時間立ちっぱなしだったり、座りっぱなしになったり、疲れが溜まったりしてもなりますが、お腹周りが固くなったり、むくんだりした時は、前述のみっこ先生のつまぷるで【40代からの動ける体チャンネル - YouTube】マッサージして、お腹は常に柔らかくしておいてあげると、PMSもなく穏やかに生理を迎えられます。

 

子宮のマッサージの専門家も増えてきているようなので、一度やってもらうのもいいかもしれません。

 

●簡単ラクチン体操

忙しくても最低1日1回は簡単にできるお気に入りの体操です。

 

【図解・左】縮こまった全身の筋肉を引っ張る効果

・鏡を見ながら、耳の後ろ側に腕の位置が来るよう、手を頭の上で組む

右に体を倒しくびれを意識しつつ、右足のかかとを上げ、つま先で立ちながら同時にお尻をプリッと上向きに引っ張る(腰が気持ちいい)

左の脇(蛍光ピンクの箇所)を→方向(天井方向)へ引っ張る感覚をより強く意識する

・左右10秒ずつ繰り返す

 

【図解・右】凝り固まった股関節を動かす効果

・手のひらを腰骨付近に当ててまっすぐ立つ

・胸とみぞおちは天井方向へ引っ張られる感覚で立つ

足の付け根蛍光ピンクの箇所)から、脚を天井方向へ持ち上げる×10回

・脚を上げたときに身体の軸がブレないようにする

・お尻と腰の境目ぐらいに手を当て、お尻の上部の筋肉が動いているのを感じながら

・左右各10回ずつを繰り返す

 

④発汗する運動

先日書いた記事にもあるように、漢方でのぼせ癖(更年期の症状のひとつ?)を治したら体が軽くなり、少し負荷のある運動がしたくなったので、ランニングをはじめました。週に1回でも、走る時間は短くても(5分かける2セットとかでも...)少し苦しく、汗をかく運動をすることで、ホルモンバランス、自律神経が整い始めています。

 

⑤トイレで経血を排出するクセづけ

これは膣トレとも繋がるのですが、生理の時、できるだけトイレで経血を出す習慣をつけるようになると、生理のキレがよくなり、終わるのが早くなります。お風呂でお腹が温まった時にもこれをするといいです。

 

 

●生理は来れるだけ来ていただいてた方がいい

年齢的に、女性ホルモンも不安定になる時期で、生理周期が狂いつつあり、もうそろそろあがるのか...と、長年生理が重たかった自分としては、そのほうが体が楽になるからいいじゃん!なんて思ったりもしてたのですが、今の自分としてはその考えはとんでもなかったなと思っています。

 

女性ホルモンが不安定なせいで、隔月なんかで生理が来ると、ブランクが空いた分、久しぶりに来た生理が重かったり、体がとてつもなくだるかったりするんです。だから、女性ホルモンにはまだまだ正常に働いてほしいなっていうのが正直な思いに変わりました。まだ来てくれて、ありがとう笑。

 

それに、生理がこないと、太るんです。生理が来てれば、ちゃんと保てる。

 

生理が来ている方が、今の自分の健康には好ましい。だから、漢方に助けてもらったり、運動をしたりすることで、できる限り「お越しいただく」という選択肢を取りました。いつかは来なくなるものだと思うのですが、できるだけ長く付き合っていこうと思い直した次第です。

 

 

●過去の関連記事、私の体験淡

liveyourlife808.hatenablog.com

 

 

●駒形先生の書籍

 

 

●三雅(mika)さんのブログ

ameblo.jp